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あおぞら赤ちゃん子どもクリニックのブログ

コロナは夏風邪⁉

こんばんは。
最近眼鏡をしていると余計に目が見えない、48歳院長岡田です。
僕の黒縁メガネは2年半くらい前に作った、遠近両用の眼鏡なんです。
レンズの上の方が遠くを見る用、下の方が近くを見る用になっています、作ったときの段階では。
けど、最近眼鏡をつけているとパソコンは見えないし、
でも外すと子供たちの顔がよく見えないし。
かといって老眼鏡だと近くしか見えないし。
いやー、年は取りたくないですねー。

きょうは魔の金曜日!
ただでさえ患者数が少ない曜日にもかかわらず、なぜか雨率が高い金曜日!
きっと明日は連休前ですし、たくさんいらっしゃるかと思いますので、
その前の息抜きだったと思うようにします。

今週火曜日の診療後、新体制になって初めての理事会が行われました。
僕は今まで通り学校医担当がメインになります。
他にも、予防接種、感染症サーベイランス、新興再興感染症などといった委員会のメンバーになっています。

新興再興感染症委員会というのは、コロナが始まってからずっと足立区・保健所と一緒に感染状況やワクチンについて話し合う場として毎週1回委員会を開いていました。
今年の3月でワクチンが終了してからは2週間に1回になりました。
最近はコロナの感染状況をメインに、インフルエンザやそのほかの感染症情報について共有する場となっています。
今週月曜日がその委員会の日でしたが、報告で見てもやはりコロナが増えてきているんです。
保育園、幼稚園年齢の小さい子はほとんど見られないんですが、
10歳前後くらいから始まり、高齢者まで。
特に、今まで1度もかかったことのない、ワクチンを打ってきている高齢者の方の感染が見られるようになってきました。
これは、3月にワクチンが終了して以降、ワクチンの効果が薄れてきていることが表れていると考えられます。
また、過去にかかったことがある方で最近かかった人も増えてきているようです。
しかも、「前回よりもきつい」という感想が多いようです。

今は大人の方は検査をするのもお金がかかるようになったため、
検査自体をされないことが増えてきています。
また、これは患者さんだけの問題だけではないかもしれませんが、
折角ある特効薬(12歳以上で併用禁忌の薬を飲んでない場合使用可能な薬)を処方されないことが多いようです。
もちろん、3割負担で15000円ほどかかりますからかなり高額です。
でも、
ウイルス量が早く減る、
その結果症状がひどくならない、長く続かない、周りへの感染も防げる、
そして、重篤な副作用が少ない、
という、メリットがとても多い薬です。
ただ、
診断をした医者側がそもそもこの薬を勧めない、あるいはこういった薬があることすら患者さんに話をしない、
といったケースがとても多いようです。
とっても残念な話です。
当クリニックは小児科ですからあまり大きな声では言えませんが、
当クリニックをかかりつけだと思ってくださっている親御様が熱が出て困ったときは、
僕に相談してください。
お金はかかってしまいますが、検査をして、もし陽性であればお薬の処方もしますので。
その結果、お子様がつらい思いをしないのであれば、
小児科医として子供を守ることになると思いますので。
またこの薬は、例えばインフルエンザの薬のように、
「発熱から何時間以内に内服開始」
といった制限はありません。
なので、
「コロナと診断されたのですが、特効薬が欲しいです」
というご相談でもお受けします。

コロナは毎年夏に大きな流行が見られます。
どうやら夏風邪のようです。
楽しい夏休みを子供たちが過ごせるよう、
こどもへの大きな流行が起きないことを願っています。

灼熱の…

こんにちは。
大谷翔平選手と同じ誕生日の、48歳になってしまった院長岡田です。

クリニックの開業前で近隣の幼稚園や保育園にあいさつ回りをしていた、30代最後の日からもう8年たったのか、と振り返っていました。
当時1歳になったばかりの次女が、クリニックの壁紙に貼ってある
「オカサス」
を見て、「パパ!」
と指をさしていたのがついこの間の事のように感じます。

次の年男で還暦ですよ!
なんだかすごく、自分の知らない世界に足を踏み入れてしまった感じがします。
長嶋茂雄さんが還暦を迎えたときに、
「初めて還暦を迎えました」
とおっしゃいましたが、僕自身は還暦は1回でいいかな、と思っています(笑)
まぁ、12年後の話ですし、そこまで生きられるかもわかりませんけどね。
娘たちが全員小学生ですから、まだまだ頑張らないといけないですね。

さて、相変わらず手足口病・ヘルパンギーナが流行っています。
暑くなったことで屋外・屋内の温度差ができますので、
特に夜のエアコンをきっかけに風邪をひくことも増えてきたかと思います。
また、大人の方・小学校高学年以上のお子さんのコロナもだいぶ増えてきました。
毎年夏になるとコロナが増えるという現象が起きていますので、
この後増えていかないといいなと思います。

雨の日はヒマになります…

こんにちは。
雨の日はヒマになり、自分の存在意義に疑問を感じてしまう、あと1週間で48歳になる院長岡田です。
このブログを読んでくださっている方は皆さんご存じかと思います、
なんか今日は気分がよさそう、
とか、
なんか今日は機嫌が悪そう、
とか、皆さん受診のたびに感じていらっしゃるかもしれませんが、基本的に喜怒哀楽のはっきりした人間ですので、
ちょっとしたことで気分が落ち込みます。
金曜日は、曜日的に患者さんの数が少ない日なんですが、特に今日のように雨が降るとさらに減ります。
足元の悪い中ご来院されるのも大変ですし、来院途中にけがをされても大変ですからね。
今日ヒマな分、明日は混むかと思いますので、よろしくお願いします。

我が家の3人姉妹のうちの長女(10歳)が、今日3年間通ったインターナショナルスクールで過ごす最後の日になりました。
生まれた日も、お宮参りの日も、3年前の学校初日の日も雨。
幼稚園の卒業式に至っては雪の日だった雨女の娘の最後の日らしい天気になりました。
先日の水曜日は、学校まで送ってあげました。
3年前と同じところで写真が撮りたくて。
大きくなりましたね。
3年間同じサイズで履けたスカートの丈が、3年前はひざ下だったんですが、今はひざ上になってました。
喜びと寂しさを同時に感じているところです。

さて、手足口病がとっても増えてきましたね。
あと、アデノウイルスのお子さんもちょっと増えてきました。
ヘルパンギーナと手足口病は原因のウイルスが親戚同士なので、
基本的には病気としても親戚同士ですので、取り扱いは同じと思っていただいていいです。
どちらかというとヘルパンギーナは0~1歳くらいの小さい子に多くて、
手足口病はそれ以上の年齢のお子さんと大人の方にもみられることが多いです。
熱は1‐2日くらい続くことが多く、特効薬はありません。
原因のウイルスは1種類だけではないので、何度もかかります。
よだれやうんちなどから2-4週間くらいウイルス排泄が続きます。
保育園も幼稚園も、そんなに長期間休めませんよね。
なので出席停止にはなりません。
熱が下がり、ご飯がいつも通り食べれて、本人が元気になれば登園できます。
そういった病気なので、登園の基準がみんな違います。
手足の湿疹・水疱について、僕が皆さんによくお話しすることは、

手足口病にかかった自分の子が、仮によそのお子さんだと仮定したとき、
「うわっ!あの子あんなに湿疹がある!」
って感じるくらい湿疹が目立つようであればお休みしましょう。
とお話ししています。
なんとなくわかっていただけましたか??

明日土曜日の診療後、医師会で年に1回の会員総会があります。
今の理事の任期が終了し、新しい医師会長他理事が選出されます。
僕もあと1期理事を務めることになりそうです…
あー、つらい。。。

減感作療法

こんにちは。
雨が恨めしい、院長岡田です。
本当に、雨は休診日に降ってほしいと心から思います!
患者さんがいらっしゃいません。
とってもヒマなんです…
我が家の娘たちは、学校から帰ってきてからそれぞれダンスのレッスン、プログラミングの教室、英語のレッスンと忙しくしているのに、パパが暇を持て余しているなんて…申し訳ない気がします。

さて、今日できっと梅雨入りですよね。
スギの花粉の季節もひと段落したことで、
当院でもいよいよ、満を持して、スギとダニに対する減感作療法である舌下免疫療法を始めようと思います。
以前からご要望があったのですが、僕が二の足を踏んでいた部分がありました。
長期間かかること、アレルギーの出現特にアナフィラキシーのリスクがあること、
が主な理由です。
ですが、一方で、
現状のアレルギー薬を使ってスギの季節を乗り越えていく、「うまく付き合っていく」
という状態のままではいつまでたっても治らないというジレンマを抱えていました。
減感作療法は「治療」です。がんばればスギの季節が怖くなくなるかもしれません。
なので、リスクとベネフィットを天秤にかけたとき、やはりベネフィットの方が大きいと考え、開始することにしました。

対象は、スギまたはダニのアレルギーの5歳以上の患者さんです。
基本的には毎日1錠ずつ、舌の下に薬を置いて1分待つ、そのあと飲み込む。
という方法で内服します。
内服前後5分間は飲んだり食べたりしないでください。
また、前後2時間くらいは運動をひかえてください。

初回内服時は、クリニックで行います。
体調変化がないか、30分ほど院内で待機していただきます。
そのため、体操や水泳などの習い事の前後ではない、しかも時間に余裕のある時に受診してください。
その後は自宅での内服となります。

始めて1週間は少量から開始し、その後増量して内服を続けます。
初回については1週間後、その後は1か月おきの受診ということになります。
体調の変化やちゃんと薬を続けられるかどうかの確認もありますので、
定期的に受診してください。

まずは患者さんに使用する前に、自分自身で開始してみます。
その方が、皆さんも安心できますよね!

真夏のようですね…

こんにちは、相変わらずなにかとバタバタとしている、院長岡田です。
今日は末娘の7歳の誕生日なんです。
早いですよね、月日が経つのが。
ついこの間生まれたばかりかと思っていました。
今日はこの後、歌舞伎座に歌舞伎を見に行くことになっています。楽しんでくれるといいですが。

6月も半分終わりました、これまたあっという間にカレンダーが進んでいくのが怖いくらい、時間が過ぎるのが早いです。
それにしても、熱くなりましたね!
ムシムシしてます。
週間予報を見ると、少しずつ雨マークが増えてきたように感じますが、今年の梅雨はどうだるんでしょうか。

虫刺されやあせもで受診してこられるお子さんも増えてきました。
この1週間で、思ったほど爆発的には手足口病のお子さんは増えていませんが、ボチボチ増えてきています。
相変わらず、痰が絡んだ咳と熱が長引くお子さんが目立ちますね。

連日、小児かかりつけ診療について同意をたくさんの親御様からいただいております。
本当にありがとうございます。
ホームページおしらせのところに、時間外に対応するためのケータイ番号を記載しました。
おおむね22時ころまでの対応、ということになっています。
(あまり大きな声では言えませんが、家に帰ると僕も3人の娘の父親をしておりますので、
そのあたりのことをご配慮いただければありがたいと思っております…)

皆さんにとってよい週末となることを願っています!
今週も1週間、お疲れさまでした!