5歳から11歳の新型コロナワクチン接種について
5-11歳のお子様の新型コロナウイルスワクチン接種が始まりました。
当院でも4月からスタートします。
医師会館での集団接種に小児の担当者として毎回参加していますが、
少しずつ定員に満たない日が出てきました。
少しずつ定員に満たない日が出てきました。
医師会館以外の集団接種会場でも予約の入り状況があまりよくないようです。
多くの親御様が、接種すべきかどうか迷っていらっしゃることと察します。
僕(院長)自身、12歳から15歳の小児接種開始の時は、当院で接種を行うか迷いました。
一番の理由は、その当時小児の感染者が多くなかったこと、さらに重症者がほとんどいなかったことです。
今回、5歳から11歳の小児の接種に対しては、迷いはなかったです。
コロナ感染の現状として、主な感染者は小児です。
ワクチンの効果として、重症化予防にはなるが発症予防にはならない、
とよく言われることがあります。
ワクチンの効果として、重症化予防にはなるが発症予防にはならない、
とよく言われることがあります。
でも、ワクチンを打っていない年齢が感染の主体に今はなっています。
学術的な証拠はありませんが、やはりワクチンに一定数の発症予防効果があるんじゃないかと感じます。
また、今主体となっている変異株で、ひょっとしたらコロナは普通の風邪になって収束していくのではないか、という淡い期待を抱いていましたが、ひょっとするとそうならないかもしれなくなってきました。
ロシアとウクライナの戦争です。
どちらの国も、ほぼワクチン接種が進んでいない国です。
その両国の戦争により、大量の避難民が発生しています。
戦争により衛生状態は悪化します。
衛生状態の悪化は、新たな感染症の温床となります。
そこから、強力なウイルス変異が起こる可能性があります。
さらに、日本の製薬メーカーがコロナ治療薬を開発しました。
ところが、海外のメーカーの物も併せても今のところ小児が使用できる治療薬はありません。
そ
そ
のため、子供を守ってあげる手段は、やはりワクチンしかないのです。
「タラレバの話」
と言われればそうかもしれません。
と言われればそうかもしれません。
すべてが良い方向に進んでくれればそれでよいのですが、
悪い方向に進んだ時に、
悪い方向に進んだ時に、
「あの時に準備しておけばよかった」
とならないために、今から準備しておく必要があると思います。
我が家の接種年齢の長女、次女はすでに1回目接種を行いました。
少し腕が痛いと言っていましたが、接種翌日も学校に行き、音楽の時間に楽器の演奏もできる程度の痛みでした。
先日の日曜日の医師会館での集団接種では、2回目接種のお子さんも多かったですが、
やはり腕の痛みがあった、というお子様はいましたが、発熱したお子さんはほとんどいませんでした。
やはり腕の痛みがあった、というお子様はいましたが、発熱したお子さんはほとんどいませんでした。
お子様の健康を願うからこそ悩むことかと思います。
あくまで僕の考えであって、皆様に強要するつもりはありませんが、
少しでも悩みの解消につながればと思います。
少しでも悩みの解消につながればと思います。
かなりの長文になりました。
最後までお読みいただいた方、ありがとうございました。