5種混合および新しい肺炎球菌ワクチンについて

2024.04.01

こんにちは。
新年度になり、なんだかいろいろとバタバタしている、院長岡田です。

2021年のゴールデンウイークに始まった、足立区医師会館でのコロナワクチンの集団接種が、昨日ついに最終回を迎えました。
2021年の秋から始まった小児接種に合わせて、僕は小児のワクチン担当としてずっと医師会館でのワクチン接種に関わってきました。
ワクチン接種と並行してPCR事業にも参加していましたので、ほぼ3年間、土日は医師会館にいました。
PCRが終わり、ワクチン接種も日曜日だけになったりと少しずつ事業が縮小されてきていました。
長かったですし、ずっと家庭を犠牲にしていましたからやっと終わったか、という気持ちもありますが、
いざ終わってみると、感慨深いというか、名残惜しいというか、ちょっと寂しい気持ちがあります。
クリニックでの診療もそうですが、医師として、医師会理事として、コロナとの戦いに少しは貢献できたのであればいいな、と思います。

さて、新年度になりました。
色々と変化がありますが、
特にワクチンについて、大きな変更があります。
本日(2024年4月1日)より、今までの4種混合とヒブが一緒になった5種混合ワクチンと、今までよりも中身が増えた新しい肺炎球菌ワクチン(15価;バクニュバンス)が接種可能になりました。 
今までに4種混合・ヒブワクチン、今までの肺炎球菌ワクチン(13価;プレベナー)を接種した赤ちゃん、お子さんは基本的には今までと同じワクチンを接種します。 
新たに生後2か月でワクチン接種を始める赤ちゃんについて、新しいワクチンが使用していきます。 
それぞれのワクチンの接種の際には、新しい予診票が必要になりますので、事前に区役所・保健センターで発行していただくか、オンライン申請にて新しい予診票をご準備ください。 
クリニックには予診票はありませんので、ご注意ください。