溶連菌

幼稚園から学童に多い「細菌」感染です。

春から夏にかけて多く、幼稚園から学童に多い「細菌」感染です。
正式名は、「A群β溶血性連鎖球菌」と言います。 
熱、のどの痛み、頭痛、腹痛、吐き気と言った症状や、体に細かい発疹が出ることもあります。溶連菌は細菌感染ですので、抗生物質内服が効果あります。抗生物質の種類によって、10日間または5日間内服します。(標準はペニシリン系という抗生物質を10日間内服します。) 

抗生物質を飲み始めてから24時間以上たっていれば他のお子さんにうつすことはありませんので、登園・登校できます。
溶連菌感染により腎臓へ影響を及ぼすことがあるため、感染後1か月後を目安に尿検査をすることをお勧めしています。また、その時に同時に、ちゃんと抗生物質で溶連菌を除菌できたか確認するために、「咽頭培養」という検査を当院では行っています。